「錦繍」 演出 ジョン・ケアード
レ・ミゼラブルやキャンディードの演出家である、ジョン・ケアードがでかける舞台「錦繍」が東京で上演されます。
錦繍といえば宮本輝さんの初期代表作で、私の好きな小説のひとつです。
書簡形式で綴られている小説は、ドストエフスキーの「貧しき人々」しか知りませんが、この貧しき人々よりも、自然で、重い内容にもかかわらず、部分的にカラーの映画を見るような素敵な小説になっています。
この小説をですが舞台になる、それもジョンケアード演出というと見たくてたまらないのですが、現在のところ東京公演だけのようで・・・残念です。
生きてることと死んでることを同じ場所においたり、罪と赦しが絡まってたり、私の好きな分野なんですが、鹿賀丈史さん、余貴美子さんがどんな風に演じ、またどんな演出だったのかどなたか行って見てきてくださいm(__)m
蔵王のゴンドラは出てくるのかなぁ~?
あの宮本輝さんの色使いはどんな風になってるのかなぁ~?
あの主人公の品のよさを余さんはどんな風に演じるのかなぁ~? と
いろんなことを考えてしまうのでした。
明日から3月ですね、しばらく読書から離れていたので、今読んでいる、重松清さんの「卒業」を読んだら、「錦繍」を再読しようかな。何度目でしょう???
「錦繍」は改訂版になっているのですが、以前とどこが違うのでしょう?
めちゃくちゃ気になるぅ!!!
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