« 「異国の丘」劇団四季 舞鶴公演 | トップページ | 「ホテル ルワンダ」 レンタルDVD »

2006/11/21

「手紙」 東野圭吾

文庫本の「手紙」を読みました。

思考が止まってしまっています。

東野圭吾さんは私と同年代くらいと思われるのですが、よく書いてくださったというか、どうしてあの文言が書けるのか・・・

あの兄弟はあれからどうしたでしょう?

ベストセラーの本であってよかったと思ったりするのは、久しぶりのような気がします。

デスノートの時にも思ったのですが、善をずっとずっと続けていっても、それは善になることがなく、悪は続けていると、それは悪のままで、善というのは難しい。

人とのつながりをゆっくり紡いでいっても、そこには、ところどころ傷があって、みんな綱渡りしながら生きてるのかなぁ~って思ったり、見えないものが不安だから、現物に惑わされるのかなぁ~とか ぐるぐる思考が妙なほうに回り始めたりします。

|

« 「異国の丘」劇団四季 舞鶴公演 | トップページ | 「ホテル ルワンダ」 レンタルDVD »

コメント

凄い本でしたね。
わたしのなかで東野圭吾ベスト5に入る傑作。
なんでこういうふうに書けるのか。

善と悪は分けることができず、そしてそれは自分の中に必ずある。
人が悲しむとき同時にそれだけではない感情があり
人が喜ぶときそれだけではない感情も存在する。
愛の裏にはどろどろとしたなにかが存在する。
声高に「善」をいう裏に、偽の善が内包する。
胸をかきむしりたくなるような余韻。。
ニュースなどの報道で自分が感じる感情、
思考の浅薄さを見つめ直さざるを得ない。

近年のイーストウッド作品を思い出します。
「許されざるもの」「ミスティクリバー」「ミリオンダラーベイビー」
など。まさに正義と思っていたものが、悪にもなり
綺麗に分けることができないことを描いています。
なにが正しくなにが正しくないのか。
確実なものは存在しない・・
いろいろ考えてしまう作品です。

投稿: | 2006/11/23 00:27

yoshiさんですよね。

私 4章あたりから、涙が出てきてしまって、電車の中で読めなくなってしまいました。
yoshiさんの書いてらっしゃるとおりです。

ただただ人は静かに生きていく
みんななにかしらの荷物を背負って、
静かに生きていけたら すごく幸せなのかもしれませんね。

投稿: Tomoko | 2006/11/23 08:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/180914/12768651

この記事へのトラックバック一覧です: 「手紙」 東野圭吾:

» 手紙 [Discover]
手紙/東野圭吾 映画が今結構ヒット中のこの作品。 感動はしましたが一人ッ子の僕には響かない部分もあったかも。 ただ、家族のために主人公が最後に下した決断には考えさせるものがあり、 また最後にやっと繋がった兄弟の気持にも胸うたれます。 映画に涙した方は是非。... [続きを読む]

受信: 2006/11/21 14:39

» 「DEATH NOTE 」the Last name!!!!!と? [ザ・marshall???]
昨日、「デスノート」the Last nameをもう一回みちゃいました!! 映 [続きを読む]

受信: 2006/11/21 15:49

» 号泣の問題作「手紙」とさだまさしの「償い」 [泣ける映画と本のblog]
映画「手紙」をみた。 東野圭吾原作。 ああ。もう。 泣いてしまった。 あの大円団ともとれる結末に。 やさしくて辛い家族と友の思いやりに。 それでは終わらない結末に。 なぜ人を殺してはいけないか。 この映... [続きを読む]

受信: 2006/11/23 00:28

« 「異国の丘」劇団四季 舞鶴公演 | トップページ | 「ホテル ルワンダ」 レンタルDVD »