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2006/11/04

「ミーナの行進」 小川洋子

娘の学校は読書週間らしく、また新しい本を借りてきたのだが、本人は読む気なし(~_~;) 「博士の愛した数式」を書いた小川洋子さんの作品だから、私の為に借りてきたそうで、それはどうもありがとう!と「ミーナの行進」を開いたら、縦に書かれた「Tomoko」の文字が・・・主人公の名前は私と同じ!ということで、読み始めました。

1972年岡山から一時的に叔母宅にすむ事になった、中学生の「朋子」が、私と同じような年齢であった事、その数年後、田舎から西宮に出てきた自分の身と重なり、懐かしく、子供だった頃、友達とあんなことこんなこと話したなぁ~といろんなことを思い出しました。

以下 内容のことも書きますので、読んでない人は見ないでね

 
この本はファンタジー?童話?と思わせるようなお話で、カラフルだけど、レトロで優しい挿絵が入っていて、その絵の文字は本にあわせて、ドイツ語で書いてあって、とってもおしゃれだった。
絵の作者は「寺田順三」さん。やはり関西の人なのでしょうか?

登場人物に「かば」が出てくるのは、はじめての体験だし、中学生から見た大人の世界が垣間見られたり、ミュンヘンオリンピックの日本バレーの話があって、森田や嶋岡の名前が出てきたときにはワクワクしたり、おだやかなお話なんだけれども、自分との重なりから最後までほんわかと読んでしまいました。

初めて読んだジャンルだったような気がします。

1970年代 関西にいた方ならより面白い本かなぁ~~

ポチ子 コビトカバのポチ子 ポチ子がペットで ポチ子に乗って学校に行く体の弱いミーナちゃんは本当にいた人のように思える・・・

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コメント

TBに応えていただきありがとうごじます
『ミーナと朋子は少女大人のあいだをいったりきたりの同じ人物』という感想は自分も同感です
話に登場する芦屋の町も著者が実際目にする町なのかと思うと訪ねてみたくなりますね

投稿: 雪になあれ | 2006/11/05 23:17

雪になあれ さま

コメントありがとうございます。
小川洋子さんの本について、深く読んでらっしゃって、ゆっくり読ませていただきました。
学生時代 打出に友達がいたり、芦屋や岡本に遊びに行っていたので、ほんとうに懐かしく、坂のイメージだってよみがえりますね。

おっしゃるように、アンネフランクを重ねて読んでみると、ミーナがとっても大人であることに納得したりします。
ミーナが素敵な大人になっていたことに光を見ました。

また記事をよませていただきますね。

投稿: Tomoko | 2006/11/06 08:36

TB、再びコメントまで恐縮です、ありがとうございます。
『坂のイメージ』の箇所を読ませてもらって、小川洋子さんの持つ思い出に『坂』の要素もあるなあと気付かされました。
そうですね、小川洋子さんは岡山から東京、そして兵庫と『坂』のある町に縁のある方だから、坂のある町から受ける印象を小説にしてるはずですね。
自分も神戸、倉敷、尾道、広島は旅したことあって、高台から見える瀬戸内海は印象に残ってます。
ミーナの行進は著者の区切りの本だと思います、次の作品が楽しみです、実は著者がアンネフランクの母親の享年に近いので、エーディットを主題にした小説を書くような気がしています。
まずは『海』を読まないとですね。
また寄らせていただきます。

投稿: 雪になあれ | 2006/11/07 00:51

雪になあれ さん

私は小川さんの作品は初心者マークですし、深く読んでおりませんので、雪になあれさんの記事をよんでいると、作家のことを知ってから読むと、また別世界が広がる事があると改めて感じましたよ。
最初は素で読みたいと思いますけれど・・・

小川さんがアンネフランクとリンクしてる風に書いたのは、何かふかーいわけがあるのかなぁ~ ただ好きなのかなぁ~っていろいろ考えてしまいます。
私も別の作品を読んでみようかな!

投稿: Tomoko | 2006/11/07 13:14

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ミーナの行進 小川洋子著 中央公論新社 2006年4月25日初版 読売新聞連載・毎週土曜日 2005年2月12日~12月24日 この小説を読んだ印象は、著者が思い出の全て、記憶の全てを書いていることです。 しかも丁寧に、大切に、普段の作風とは違う・・・..... [続きを読む]

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