「涙そうそう」 吉田紀子 吉田雄生
映画は見ておりませんが、娘が学校の図書館から借りてきたので、文庫本「涙そうそう」を私も読んでみました。
表紙に妻夫木聡と長澤まさみの写真があるのは気に入りませんが(主人公が二人のイメージになってしまってつまらなくなるです(~_~;)でも仕方がないよね、映画の原作ではなく脚本のあとに出来た本みたいだし・・・) 生きてるといろんなことあるし、いろんな家庭環境があって、それでも幸せ探して、幸せそうに生きてる人々のお話でした。
この本を書いた、吉田紀子さんは映画「涙そうそう」の脚本家ですが、「Dr.コトー」の脚本家でもありますから、時として、不幸が訪れるのですが、それでも静かに生きていくという意味では良く似ているのではないでしょうか?!
共著の吉田雄生さんとはご夫婦なのかな???
残り20ページは涙がこぼれました。悲しいお話ではありますが、それでもなんだか幸せそうなんです。一生懸命生きていても、いろんなことが起きて、理不尽だったりするのですが、この本に登場している人は、みんな幸せそうに思えるのが、とっても不思議なのでした。
本を読んで涙を流したのって・・・久しぶりかもしれないなぁ~~。
映画はいつか見るかもしれませんが、本で感じた事をしばらく大切にしたいと思います。
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