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2006/11/29

「宮本輝ミュージアム」 追手門学院大学

追手門学院大学図書館に数年前出来た>宮本輝ミュージアムにお友達>(RK's blog on&off)と行ってきました。
宮本輝氏がこの大学の一期生で、ずっと前にドラマになった「青が散る」という小説がこの大学を舞台に書かれていると言うのは、関西では有名な?お話です。

今回は「ひとたびはポプラに臥す」展が開催されており、この紀行文を興味深く読んでいた私には、狭いながらもこじんまりとすっきりとしたミュージアムが、とってもゆったりとした空間に感じられました。
彼の使っていた、万年筆や、専用原稿用紙に書かれた、独特の青い文字は懐かしい気持ちがしました。

>以前にも書きましたが、宮本輝さんの全集を持っているくらい、大好きな作家さんだったし、今も気になる作家さんでありますが、以前のように、単行本をすぐ買うという風ではなくなってました。その中で、この「ひとたびはポプラに臥す」は小説ではなく、紀行文でありますが、宮本輝さんの人柄がよく出ていて、すいすいとまた、シルクロードの景色を楽しみながら読むことができました。その後書かれた、「草原の椅子」には感激したことを覚えています。

文明社会に生きる、時間に追われた人間が、あの自然と対話せずには生きていけない場所で、死も意識しながら、旅するメンバーそれぞれの描写が甦り、「いつも忙しそうにしてるね」と言われる、自分の生活にぽとんと何かを波紋を投げかけられてる気分になります。

空中が星だらけ!という景色は一度みてみたいと切に思います。ただ、水を飲んでもお腹を壊す、何日車で走っても砂漠だらけ・・・はやっぱり・・・って思ってしまいます(^^ゞ

鳩摩羅什(くまらじゅう)という1600年ほど前、仏教伝播のために歩いた道を歩くという設定ではあったけれど、この紀行文は「宮本輝」さん探しのような気もします。
息子さんとの時間、通訳であるフーミンちゃんとのみょうちくりんなやりとり、カメラマンのハヤト君の目、気遣いの秘書 ハシ君等、一緒にいったメンバーがとってもよくってうらやましい。通訳であるフーミンちゃんに是非「宮本輝さんはどんな人ですか?」と伺ってみたいと思ったりします。

さて久しぶりに、大学という場所に足を踏み入れましたが、まぁ~校舎も学生も小奇麗で、おしゃれなカフェがあったり、コンビニがあったり・・・この図書館が駅から数分であれば、しょっちゅう通ってしまう!と思うほどでした。
校舎内や教室にはほとんど入っておりませんが、外を歩く学生を見てると、素敵なサロンに毎日顔を出してるんだなぁ~と錯覚するほどでした。

美術館は一人で行ったりしますが、駅から遠い大学という場所で、一緒に行ってくださった友人と、窓からの景色が広いカフェで、お茶を飲みながら、ミュージカルの話等いろんなことをお話し出来たのは、至福の時間でありました。

帰りは、学生バスに乗ったのですが、なんか緊張しちゃいました(笑)

さて今日は帰りに本屋さんで買った「スワートの男」を読むことにしよう(^^)v

一緒に行ったお友達の記事はこちらです。

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2006/11/28

「21世紀に生きる君たちへ」 司馬遼太郎

安野光雅さん装丁に惹かれ、司馬遼太郎の「21世紀に生きる君たちへ」を読みました。

小学生の教科書用に書き下ろされた、「21世紀に生きる君たちへ」と「洪庵のたいまつ」という二つの短いお話が載っているのですが、どちらも読後、清々しい気持ちになりました。今の小学生には少々難しいかもしれませんが、このような文章に子供の頃触れておくと、何かしら、自分をみつめ、自然をみつめ、人をみつめることの基本が養われるのではないかと思います。
そして、学習ではなく「学問」をするというのはどういうことか、を改めて考えるよい機会ではないかとも思います。
大人と呼ばれている私が読んでも、改めて心を律する気分になります。

子供の頃から、我が家には父が読んでいた、司馬遼太郎の本が山ほどあり、「坂の上の雲」は何度も何度も読んだほうがよい!と言われていながら、未だに読んだことがありません。「読め 読めと言われると余計読みたくなくなるの!」というのは言い訳で、歴史小説に興味がなかったというのが実のところです。今思うと、若い頃、難しくってもいいから、読んでおけばよかった・・・と

この本を読んでいて、こんな言葉があったんだ!という発見があったり、もう一度、適塾を見学に行こうかと思ったり、死生観ってなんだろ?志って誰でも持てるはずなのに・・・とか、いじめってこういうこと忘れてるから起こるんじゃないかな?とか、自然の中に答えあり?とかいろいろ思いは広がります。

この本だったら、何度でも読めます(^^ゞ覚えたいくらいの場所もあります。
小学生が読んで、大人の人と一緒にこの本についての会話がもりあがると素敵なことではないかと思ったりします。

いつか司馬遼太郎記念館に行っても、違和感無く、そこに居られるよう、何か読んでみようかな?と思ったりします。

「志さえあれば、暗い箱の中でも世界を知ることが出来る」

この言葉は広く広く明るく 感じて好きだなぁ~ 
私に「志」があった時があったのか??? 
       我が身が消え逝く思いであります・・・

この本は英語の対訳がついているのですが、作者が書かれているように、どこの国の人が読んでもうなづける作品だと思います。

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2006/11/25

「ホテル ルワンダ」 レンタルDVD

今年はじめに公開された「ホテルルワンダ」を見ました。
アフリカ版シンドラーのリストと書いている記事があったように思いますが、確かに、身の危険を感じつつ、民族の垣根を越えて、1200人余りの人を救った人のお話です。

人を救うという良いお話ではありますが、私はそれよりも、同じ言葉を話し、同じ国に住んでる人がこうも醜く無差別な殺人が行われる事のほうに気がいってしまって呆然としてしまいました。百万人が死んだとも伝えられているのです。

以下 見てない人は読まないでね

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2006/11/21

「手紙」 東野圭吾

文庫本の「手紙」を読みました。

思考が止まってしまっています。

東野圭吾さんは私と同年代くらいと思われるのですが、よく書いてくださったというか、どうしてあの文言が書けるのか・・・

あの兄弟はあれからどうしたでしょう?

ベストセラーの本であってよかったと思ったりするのは、久しぶりのような気がします。

デスノートの時にも思ったのですが、善をずっとずっと続けていっても、それは善になることがなく、悪は続けていると、それは悪のままで、善というのは難しい。

人とのつながりをゆっくり紡いでいっても、そこには、ところどころ傷があって、みんな綱渡りしながら生きてるのかなぁ~って思ったり、見えないものが不安だから、現物に惑わされるのかなぁ~とか ぐるぐる思考が妙なほうに回り始めたりします。

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2006/11/19

「異国の丘」劇団四季 舞鶴公演

本日1時半、三宮から高速バスに乗り、両親が住む舞鶴に、劇団四季「異国の丘」を見るために来ました。

シベリア抑留された、近衛文麿元首相の息子近衛文隆さんのお話で、今年は引き揚げ記念事業60周年にあたるということで、舞鶴での公演が実現したそうです。

歴史認識に関しては、おいておいて、ミュージカルとしては少々暗いロマンスでありますが、このような日本人がいたのだということは、心に留めておかないといけないのではないかと思います。

私はこのミュージカル2回目なのですが、せりふが変わったところがあるんじゃないかな?と思うところもあったり、石丸さんと違って、下村尊則さんは、より国際的な感じがしました。石丸幹二さんは日本の華族出身といってもうなずいてしまうところありますものね(^^ゞ

プログラムもずいぶん変わっていました。歴史というのは、年数がたつにつれ、書いていいことが増えていくのかもしれません・・・

カーテンコールではスタンディングもあったり、下村さんのご挨拶もあったり、若いキャストが客席におりてきて、みんなで「異国の丘」を歌ったりと、客席は、年配の男性も多く、いつもと違った四季の舞台でした。

舞鶴の会館が満席になることは少ないそうなのですが、今日は雨の中にもかかわらず、満席でした。11月だけで16箇所の地方公演をされている、「異国の丘」チームの皆さんも忘れられない舞台になったのではないでしょうか?

私も、思わぬところで、四季を観劇できて、父との会話も弾み、よい時間でした。

今からゆっくりプログラムを読みます(^^♪

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2006/11/18

「仏像展」 東京国立博物館

「仏像展」 東京国立博物館に昨日行ってまいりまして、2周してきました。
開場と同時に行ったのですが、かなりの人が、門の前にいらっしゃいました。展示内容が一部だけ変わって、リピーターの方も多いそうです。
入場してから、係りの人が、こちらのお部屋から見ていただいてもいいですよ。とおっしゃったので、音声ガイドを借りて、そちらの部屋に参りましたら、まあるいまあるい、仏様がたくさん!木喰さんが作った仏さんでした。新潟県小千谷市からいらっしゃった仏さんもいて、あぁ地震の時も、まあるく笑って皆さんを慰めたのだろうと、私自身癒されながら、ほとんど人がいない中、私も気分よく仏さんの前に立っていました。

円空さんの仏様はお顔もシンプルで、素朴で、ひとつ欲しいなぁ~と思いました(^^ゞ

木でできた仏さんばかり、長い年月、戦乱があっても、民衆に守られた仏さんがいて、うーん信仰心というのがそれほど強くない私でも、守られているのではないかと思ってしまいますし、心の中で、手を合わせてしまいます。

十一面観音像はどれも、美しく、気品高く、目の前に現れると、自分が見透かされているようで、いろいろ反省してしまいました。作者がわからない作品がこうして、たくさんの人の心を癒すってすごいことだなぁ~と改めて感じます。市原悦子さんの音声ガイドが優しく、楽しく、何度も聞いてしまいました。知らないお話、エピソードがいっぱいで、「これはなんとしたことでしょう!」から始まる音声ガイドに紹介された「宝誌和尚」はあまりにびっくりするお姿で、印象深く、手を合わせるというより、大切なことはなんですか?と問われている気分でした。

重要文化財、国宝、いつも祭られているお寺にいってもなかなか仏像のうしろまで見えませんから、ぐるりを見せてくれたり、触れる位置にある仏さまの展覧会は在り難い事ですね。

入場者が20万人を突破したとか・・・これは多いの?かな?よくわかりませんが、価値ある展覧会には違いないようですね!

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2006/11/17

「マリーアントワネット」  帝国劇場 

本日帝国劇場にて東宝ミュージカル「マリーアントワネット」を観劇。
いろんな意味で面白かったですよぉ~(^^ゞ
副題のように「MA」がついているのですが、このミュージカルはこの「MA」のほうに意味があったように思えます。

出演していらっしゃる、「春風ひとみ」さんは20数年前(笑)彼女がタカラジェンヌだった頃、1年間だけアパートのお隣同士で、お互いに実家からの荷物を預かりっこしたことが数回あり、優しげな面持ちと声が印象深く、また「北村岳子(たかこ)」さんは小学生の頃、1年間同じクラスだったことがあって、彼女は運動神経抜群の少女だったことを記憶しています。
私は宝塚に興味がなかったし、お姫様役の春風さんとは田舎者の私が、なかなか仲良くなれる雰囲気ではなく。また北村さんはある日突然転校してきて、また突然転校されていかれたので、お二方ともその後のお付き合いはなく、あぁ~こんなことなら、舞台でご活躍しているのは知っておりましたので、もっと早く、連絡しておけば・・・なんて思ったりしておりました。

彼女達の努力と活躍を見て、我が身を振り返ると、冷や汗ものです(>_<)

以下 まだ観劇されてない方は読まないでくださいね。

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2006/11/13

「デスノート」The Last Name

突然思い立って。「デスノート」を見て来てしまいました。
前編と比べて、漫画を読んでしまったせいか、はじめのほうは新鮮な驚きはなく、ちょっと緊張感がないかな?とも思いましたが、最後のほうは緊迫感があり、見に行く価値あったかな?!と感じています。

以下 見てない人は読まないでね。

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2006/11/09

「王妃マリーアントワネット」 遠藤周作

外国のお話を読まない私ですが、来週この「王妃マリーアントワネット」が原作のミュージカルを見に行くので、興味深く、また大げさに言うと、厳粛な気持ちで読みました。

王妃マリーアントワネットと対比されて描かれる、同じ年で、孤児で不遇のマルグリットの描写がある意味生き生きと、また寂しげに描かれているので、今度のミュージカルも、このマルグリットがどのような存在になっているかが楽しみです。

以下好き放題書いてます。

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2006/11/04

「ミーナの行進」 小川洋子

娘の学校は読書週間らしく、また新しい本を借りてきたのだが、本人は読む気なし(~_~;) 「博士の愛した数式」を書いた小川洋子さんの作品だから、私の為に借りてきたそうで、それはどうもありがとう!と「ミーナの行進」を開いたら、縦に書かれた「Tomoko」の文字が・・・主人公の名前は私と同じ!ということで、読み始めました。

1972年岡山から一時的に叔母宅にすむ事になった、中学生の「朋子」が、私と同じような年齢であった事、その数年後、田舎から西宮に出てきた自分の身と重なり、懐かしく、子供だった頃、友達とあんなことこんなこと話したなぁ~といろんなことを思い出しました。

以下 内容のことも書きますので、読んでない人は見ないでね

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2006/11/02

「クレイジーフォーユー」 10月24日

先日加藤敬二さまを見るために、前日予約をして京都劇場まで「クレイジーフォーユー」を観に出かけ、キャストを見たら、加藤さんじゃなかったという哀しい状況があり、寂しいおもいと、キャストボックスはなんだったんだ?という思いがありまして、あぁ~残念!という気持ちでいっぱいです。

荒川務さんは四季に入られてほんとに真摯に努力されてると思いますが、アイドルとしての時代を知ってるだけに、私の気持ちがそこから抜け出せず(^^ゞやっぱり加藤さんのビシッと決まるダンスが見たかったのでした。←まだ言ってる(~_~;)

さて 以下ちょっと辛口批評かな(^_^;)

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2006/11/01

「涙そうそう」 吉田紀子 吉田雄生

映画は見ておりませんが、娘が学校の図書館から借りてきたので、文庫本「涙そうそう」を私も読んでみました。
表紙に妻夫木聡と長澤まさみの写真があるのは気に入りませんが(主人公が二人のイメージになってしまってつまらなくなるです(~_~;)でも仕方がないよね、映画の原作ではなく脚本のあとに出来た本みたいだし・・・) 生きてるといろんなことあるし、いろんな家庭環境があって、それでも幸せ探して、幸せそうに生きてる人々のお話でした。

この本を書いた、吉田紀子さんは映画「涙そうそう」の脚本家ですが、「Dr.コトー」の脚本家でもありますから、時として、不幸が訪れるのですが、それでも静かに生きていくという意味では良く似ているのではないでしょうか?!
共著の吉田雄生さんとはご夫婦なのかな???

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