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2006/11/28

「21世紀に生きる君たちへ」 司馬遼太郎

安野光雅さん装丁に惹かれ、司馬遼太郎の「21世紀に生きる君たちへ」を読みました。

小学生の教科書用に書き下ろされた、「21世紀に生きる君たちへ」と「洪庵のたいまつ」という二つの短いお話が載っているのですが、どちらも読後、清々しい気持ちになりました。今の小学生には少々難しいかもしれませんが、このような文章に子供の頃触れておくと、何かしら、自分をみつめ、自然をみつめ、人をみつめることの基本が養われるのではないかと思います。
そして、学習ではなく「学問」をするというのはどういうことか、を改めて考えるよい機会ではないかとも思います。
大人と呼ばれている私が読んでも、改めて心を律する気分になります。

子供の頃から、我が家には父が読んでいた、司馬遼太郎の本が山ほどあり、「坂の上の雲」は何度も何度も読んだほうがよい!と言われていながら、未だに読んだことがありません。「読め 読めと言われると余計読みたくなくなるの!」というのは言い訳で、歴史小説に興味がなかったというのが実のところです。今思うと、若い頃、難しくってもいいから、読んでおけばよかった・・・と

この本を読んでいて、こんな言葉があったんだ!という発見があったり、もう一度、適塾を見学に行こうかと思ったり、死生観ってなんだろ?志って誰でも持てるはずなのに・・・とか、いじめってこういうこと忘れてるから起こるんじゃないかな?とか、自然の中に答えあり?とかいろいろ思いは広がります。

この本だったら、何度でも読めます(^^ゞ覚えたいくらいの場所もあります。
小学生が読んで、大人の人と一緒にこの本についての会話がもりあがると素敵なことではないかと思ったりします。

いつか司馬遼太郎記念館に行っても、違和感無く、そこに居られるよう、何か読んでみようかな?と思ったりします。

「志さえあれば、暗い箱の中でも世界を知ることが出来る」

この言葉は広く広く明るく 感じて好きだなぁ~ 
私に「志」があった時があったのか??? 
       我が身が消え逝く思いであります・・・

この本は英語の対訳がついているのですが、作者が書かれているように、どこの国の人が読んでもうなづける作品だと思います。

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