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2006/10/01

「ブロークバック・マウンテン」

10日ほど前レンタルになった、「ブロークバック・マウンテン」を見ました。

生理的に受け入れがたい部分もあるのですが(^^ゞそれでも、牧場や農場の広く雄大な景色が、その苦手な雰囲気を溶かしてくれました。広い空の下の自然の中の一つの出来事という感じでしょうか?!

以下 ネタばれありです。 見てない人は読まないでね

   
主人公の男性二人は、ゲイではないのに、長い二人だけの山での仕事の中、ただならぬ(^^ゞ関係になるのですが、契約していた仕事が終わると、それぞれ別の場所に住み、家庭を持つことになり、子供も出来るのですが、お互いを忘れられずにいて、数年に一度会って楽しみ、家庭をないがしろにできないが故に憎しみあい、あえない時間は苦しみ、片方の男性は別の男性と浮気をするという状況が、今の遠距離不倫恋愛みたいに思えてしまいました。

私は、主人公の奥様に同情してしまったというか、身につまされたというか・・・結婚して、子供を産み、仕事して・・・あのかわいらしい奥さんが、こんな風になるんかなぁ~と思うくらいの年の重ね方で・・・私もああいう状況だったかなぁ~と恐ろしくなりました(-_-;)

結局、男性の一人が亡くなってしまうのですが(この亡くなった原因は事故なのか?殺されたのか・・・ゲイであることが発覚して殺されたのでしょう)、亡くなった後、二人の愛の物語が凝縮されたお話しが続き、生きている男性によって、その愛情物語が続くのでした。

1960年代というと男性同士の恋愛は受け入れられてない時代のようで、その中で、二人は苦しみながらも、その思いは貫いた!これは 性別がどうあれ、"ある愛の物語"という副題がついてよいような映画でありました。

道ならぬ恋というのはいつの時代にもあることで、愛は誰かを傷つけ、時に自分も傷つくものだということを、改めて思い知らされるのでした。
「そんなの愛とは言いません」と言われたらそれまでですが・・・。

世界の中では、同性愛を認めていない国があるそうで、この映画は、それぞれの国でどんな風に評価されてたのでしょうね。

どちらかというと男性に受け入れやすいというか、理解しやすい映画なんではないでしょうか? 女性はどう思ってみるんだろう??

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コメント

これはいろんな見かたができますよね。
ゲイムービーとして、不倫映画として、
そしてまっとうな恋愛映画として。
ここまではっきりくっきりと情緒たっぷりに
男同士の恋愛映画を描いたいたという点で
記念碑的な映画だと思う。

ちょっと受け入れがたい場面もありましたが
詩的余韻溢れる芸術作品だと思いました。

投稿: yoshi | 2006/10/03 22:11

yoshiさま

あの羊の群れと、緑と、青い空と
暗闇の中に浮かぶ炎と女性の怖い顔が浮かぶんです。
男の人が不器用に一生懸命生きてる映画だと思いました。

厳かであるとも受け取れる、不思議な映画ですね

投稿: Tomoko | 2006/10/03 22:52

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●「ブロークバックマウンテン」みた 奇跡的な。記念碑的な。独創的な。 あらゆる意味でぬきんでた映画。 そういった意味でこの作品はアカデミー賞をとるべきだった。 今年のアカデミー賞は「クラッシュ」であった... [続きを読む]

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