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2006/10/12

「石原正康」 幻冬舎

プロフェッショナル仕事の流儀」  本日のゲストは幻冬舎常務で編集者の「石原正康」さん。

幻冬舎といえば、その昔「角川書店」がもめていた頃、優秀な編集者6人で設立した会社で、今はベストセラー作品をたくさん抱え、コミック部門もあり、ネットではライブドアーとも組んでいる、命名 渡辺淳一の有名な出版社です。

その会社の常務で編集者の石原さんと作家の関係が、想像していた、作家と編集者というものと全然違い、興味深く見ていました。

編集者は作家のわがままを聞き、原稿を何度も何度も取りに行き、書いてくれなくっても、根気よく、只管待つだけの人と思っておりましたが、石原さんの場合はそうではなく、編集者である自分がその作品に惚れて、褒めちぎることからはじまり、私的な交流もしつつ、作家の一番のファンとして存在し、作家はそのエネルギーを得て、作品が出来上がっていくという過程がありました。

小説の後書きにある、編集者への謝辞に合点がいきました。

作家は一人で悶々と、また 発光しつつ作品を書いているものだと思っておりましたが、編集者の力が大きく関わってるのだと・・・

「編集者=助産婦」  彼が話したこの言葉 ぴったりだと思いました。

   
人と人が関わると熱が生じ、メールではなく、手書きの文字が、人の心を動かし、人としゃべることによって、その作品が熱を帯びていく。

想いというのはすごいもんだなぁ~と改めて感じる秋の夜でありました。

         テーマ曲の 「Progress」 買ってしまいました。このが大好きです。

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コメント

そーなんですよね幻冬舎。既得権にすがったルーティーンワークな出版界に「もっと面白いもの」とゆー理念で、いろんな壁を取り払ったり、フィールドを広げたりして、退屈しないで読める本が増えたことは喜ばしいことですよね。

投稿: tagomago | 2006/10/13 12:06

tagomagoさん
出版界にも既得権なるものがあったんですね。φ(..)メモメモ
幻冬舎はあらゆるジャンルの本を出していて、でもそんなに宣伝もせず、成功してるのは、まさに人の力でしょうか。

口コミで話題が広がるというのは、何かを作る人にとっては、1番うれしいことかもしれませんね。

投稿: Tomoko | 2006/10/13 14:29

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» 「プロフェッショナル」 編集者・石原正康  [のほほん便り]
多くのベストセラーに携わってきた幻冬舎の編集者、石原正康にスポットをあてて、興味深かったです。 なかでも「文学は毒である」は、けだし至言だなぁ、と感服。 (あっ、もちろん「分量次第で、妙薬にもなりえる」って意味の比喩、だったんですがね) どちらかというと照れ屋で、やや寡黙でさえあるものの「編集者は、助産婦である」と言い切る瞳の力強さ。「作品に惚れこむ情熱」が原動力である旨に、深く感じ入るものがありました。 書きあがった原稿は「全身全霊で誉めまくる!」ってところが素晴らしいです... [続きを読む]

受信: 2006/10/16 13:49

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