「ミスティック リバー」
7月にレンタルビデオで見ていて、記事を書いていたのですが、なぜか保存状態のままでした(^^ゞ書き直そうとも思いましたが、そのままアップいたしますですm(__)m
「ミスティックリバー」はクリントイーストウッド監督の手腕に感動した映画でありました。
原作は読んでおりませんが、よく出来た物語だと思います。
生きてる間には小さいものから大きいものまで、たくさんの選択を迫られるわけですが、その時は小さな選択であっても、後で大きく人生が変化していくことを思い知らされます。「間」というものが 「魔」にも変わるし、「真」にも変わるんだと・・・
嘘を言うことによって助かることもあるし、嘘を言って恐ろしい目にあうこともある。生きてる中に潜む 「間」によって、思わぬことになっていくんですよね
この映画で一番恐ろしいのはジム(ショーンベン)の奥様かもしれない。彼がデイブ(ティムロビンス)を殺したことをわかっていて、また以前の彼のように奮い立たせるのですものね、デイブの奥様との違いがまざまざと!という感じでした。私はデイブの奥様タイプだわね、ジムには相談せずショーン(ケビンベーコン)に相談するだろうけれど・・・
象徴的だったのは子供時代のデイブを誘拐した運転手のクロスがついた指輪とデイブが娘殺しではないとわかった後に大きく描かれるジムの背中のクロスの刺青。
後になって指輪のクロスには 神も仏もあるものかっていう風に感じますし、ジムの刺青には、十字架を背負って生きる、そして俺は正当なのだと思っていきたいのだという風に感じました。
主な出演者がみんなスーパースターではなく、臆病で、でもそれぞれに愛の形があってというキャラクター設定が好きでした。
クリントイーストウッドの描く人間って本当にすぐそばにいそうな感じなのですよね・・・生きるということは良い悪いだけで片付けられない事象だらけなんだって・・・そういう現実味があるということでしょうか?
レンタルDVDには ティムロビンスとケビンベーコンの映画を追いながらの解説があったのですが、撮影エピソードや脇を固める役者のお話があって、楽しめました。ティムロビンスの声好きだわぁ~(^^ゞ
ケビンベーコンはなんだか懐かしかったし、よい役者揃いの映画でした。
この映画2回みたんです。私、1回目って何見てるんだろう?って自分に腹がたちましたね。 いろんなシーンやセリフをただとおり過ぎてるわぁ~って・・・仕方がないのかもしれないけど。
情けなかったのは、ジミーという名前は覚えていても ジムマーカスになると誰?ってなっったことまたカタカナにやられたって悲しくなってしまったのでした(-_-;)
生きてる上での選択か・・・いろいろあったなぁ~
なんでなん?!なんで?と後で思った選択も山盛りね・・・
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