石田徹也さんという画家
朝何気なくテレビのリモコンを触っていたら、見たこともない絵が映し出されていて、そのまま見入ってしまいました。
画家の名前は「石田徹也」 数々の賞を受賞してるものの、たくさんの方に知られぬまま、31歳で逝ってしまった人でした。
普段心の奥に蓋をしてわかってても開けない思い、無理やり心の奥から消し去ったこと、生きてるっていうことがこれでいいの?そんな思いが、画面いっぱいに溢れています。
すごいとか素晴らしいとか、悲しげとか、そんな言葉は必要なく、ただただ見ているだけでいいという絵だと感じました。
ベルトコンベアーに乗ってる青年、お葬式の風景、飛びたくても飛べない青年、
心打たれました。
いっつもどこかに心配を抱えてる私にはありがたい絵でした。
今夜 再放送があります。興味のある方は是非どうぞ!
新日曜美術館再放送 9/17 20:00~
作品は下記のアドレスで少しみれるようです。
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コメント
はじめまして。藤山直美様から辿り着きました。石田徹也さんのこの日の放送、朝も夜も見てしまいました。全然知らない人だったんですが、あの絵は強烈でした。シュールを飛び越えた説得力に引っ張られました。今日はもう2回も「芋たこなんきん」真剣に観賞させていただきましたのよ、もちろんダビングしながら。何か石田徹也さんと藤山直美さんは共通点あんのかな~と思います、多分無いけど。これからもよろしく。
投稿: tagomago | 2006/10/02 11:05
tagomagoさま
コメントありがとうございます。
石田さんと藤山さんの共通点は強烈に人をひきつけるというところでしょうか?
一人は笑いと涙で 一人は・・・説明がつきませんが、心の奥底の思いでしょうか
石田さんの絵は、人によっては気持ち悪いって思われても仕方がない場合もあるだろうけれど、これが現実なんだって思わせるところがすごいですよね。
投稿: Tomoko | 2006/10/03 00:30