ダニー ザ ドッグ
静かな流れの映画と、アクション&バイオレンスの二つの映画が混ざり合ったような作品で、モーガンフリーマンが出ている部分は、人間味が溢れ、そうでないところは、暴力的で、私としましたら、モーガンフリーマン扮する、盲目のピアノ調律師さんが素晴らしく、ほとんどそのことにしか印象がありません。
現実にはあり得ない(アメリカではあるのかな?ファイターとして育てられた人・・・)お話しにしても、なんとも奇妙な映画でした。
これはジェットリーの為に作られた映画なのでしょうか?
アクションスターだけでなく、演技力もあるんだよぉって示したかったのでしょうか?
そうだとしたら、アチョーの場面をもっと減らしていただきたかったなぁ~。
少年のような目をしたところは印象的でしたが、それがアクションになるとね、別人だもん、あのおどおどした感じで強かったら面白いかも・・・。
よかったぁ~と思うのは、調律師とその娘は血が繋がっていなくって、犬として育てられた人も含めて「家族なんだ!」というところでしょうか。
怪我をしていて、金属の首輪をつけている人間をずっと家に泊めるなんて、考えられませんが、そんなことを抜きにして、「家族」のあり方について、いろんな形があってよいのだと教えてくれてるのでしょうか? 先日見たキャラメルボックスの「雨と夢のあとに」とその辺りの考えは似てる気がします。
モーガンフリーマンはずっとサングラスをしてるんですが、表情が見えるような演技です!声はやっぱり素敵だし(^^)v 彼が出てくると、映画の空気が変わります!
一緒にピアノ弾いてみたい・・・(^^ゞ
蛇足ながら、ピアノ連弾シーンでカルメンの曲をジェットリーが人差し指だけで伴奏し、メロディーを調律師の娘が引くのですが、我が娘に強要して真似してみました。楽しかったですよぉ~(^^)v 映画の楽しみ方はいろいろですね(^^ゞ
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コメント
>あのおどおどした感じで強かったら面白いかも・・・
これじゃギャグになってしまいますよ!おびえながら振り向いたら、悪者に当たって、ひゅるるるる~と倒れちゃったりとか・・・。
投稿: チュチュ姫 | 2006/09/02 00:12
チュチュ姫さま
(^^ゞ (^^ゞ
アチョーっていったら
ジャッキーチェンしか思いつかないもので・・・(^^ゞ
投稿: Tomoko | 2006/09/02 08:39