« ウイーン版 ミュージカル『エリザベート』 | トップページ | スガ シカオさん »

2006/08/09

噫無情  翻訳:黒岩涙香

いつも読ませていただいてる■RED AND BLACK extra■ 舞台と本の日記(8/9)に、とっても興味深い記事がありました。

黒岩涙香 という人が翻訳した、『噫無情』のお話し。
『噫無情』=「レ・ミゼラブル」でうよね。
リンクをたどって、エピローグの文章を読むと、大変静かで、厳かな気持ちになりました。
江戸時代生まれの日本人が必死で英語や仏語を勉強し、名前を日本名にし、場面描写、情景等も日本にあうようにし、翻訳されていたことに驚きます。
関連したサイトもありましたので、興味がある方はどうぞ見てきてくださいね。

また 黒岩涙香という人は、かるたのルールを統一したり、5目並べを連珠として認知させたり、文学外でも活躍されてるようですし、また財界人の批判をして恐れられたり、天人論という哲学書も書いている。

彼女のブログを読むまで、本当にまったく知らない人でした。
redandblackextraさま どうもありがとう。

   
天神論より

肉體の死は實に吾人に取りて重大の事件なり、然れども外包脱捨の主義に出ることは依然たり、之が爲に吾人の生命の一切が死するには非ず、吾人の生命は既に兒の體へ轉居せるなり、別言せば肉體の死の爲に吾人は死するに非ず、生ずるなり、古き外包を捨てゝ新なる外包を取るなり、故に曰く死の眞成の意味は生なり、生命は依然として不死の圭義なり、單細胞生物に在りては核が合體すると同時に外包は死す、吾人に在りては核が合體して生命が兒に移りて後も肉體は死せず、死する迄に多少の年月あり、是れ種々の原因に由ると雖も、兎も角も吾人の天幸なり、然れども天は故無くして吾人に此の餘命を與ふる者に非ず、向上圭義の爲に之を與へざるを得ざるなり、吾人は謹みて天意の在る所を考へ之に答へざる可からず、是れ人生の眞趣なり

半分くらいわかるような気がする・・・死のほんとに意味は生か・・・
どこかの場所ででいろんな形でいろんな人が生きてるのよね・・・血の中 音楽の中 言葉の中 絵の中 職人芸の中にね・・・

何か続けてたら、一生懸命していたら、将来どこかで私も生きてることになるのかなぁかなぁ~ 前を向いて ファイトだな(^^)v

|

« ウイーン版 ミュージカル『エリザベート』 | トップページ | スガ シカオさん »

コメント

興味本位で書いた記事に対して詳しいコメントを寄せてくださって、かえって恐縮してます。ありがとうございます。おかげでデジタルライブラリーの存在も分かったし、涙香がどんな人なのかも知ることができました。「財界人の批判をして恐れられたり」もするほどの人なら、レ・ミゼラブルには激しく心動かされただろうなあ…。どこか宮武外骨(同じく明治時代の反骨ジャーナリスト)に通じるものがあるかも。外骨のほうは、かなりおふざけテイストですけどね。余計な話、すみません!

投稿: red and black | 2006/08/10 00:23

red and black さま
コメントありがとうございます。
ひとつの記事からいろいろ広がるのは楽しいですね。
宮武外骨・・・また知らない名前が (^^ゞ
 がいこつってまたすごい名前ですね。

ちょいと見ただけでも 外骨=反骨です。

『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り―漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代 』

この本面白そう・・・どなたか読んで感想聞かせてください(^^ゞ

投稿: Tomoko | 2006/08/10 16:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/180914/11358450

この記事へのトラックバック一覧です: 噫無情  翻訳:黒岩涙香:

» peopled with [あなたもサクサク洋書読破!〜「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 ]
71ページをお開けください。(USハードカバー版) あ、こんなの動詞あるの?と思った英単語から。 ハリー・ポッターの世界では、写真や絵が動くことは 常識なのです。 [続きを読む]

受信: 2006/08/10 14:26

« ウイーン版 ミュージカル『エリザベート』 | トップページ | スガ シカオさん »