昨日は気持ちよいお天気の中、大阪城に行ってきました。
久しぶりの大阪城はエレベーターもついていて、天守閣からの眺めも気持ちよく、楽しく過ごしました。
オーストラリアの修学旅行生 Sちゃんは、いつも不思議そうにいろんなものを見ていました。
Sちゃんはかわいく 優しく 我慢強く、今の日本人より奥ゆかしい女の子で、自分からたくさん話すことは、ほとんどありませんが、質問するとなんでも答えてくれました。
大自然の中、毎日、馬と戯れ、ベビーシッターのアルバイトをし、満天の星のもとで暮らしている彼女にとって、日本人って・・・というのを、我が家を通して見る訳で、あぁ~こんな感じでよかったのかなぁ~と思うことがたくさんありますが、お互い、気を遣いあい、楽しく過ごそうとした気持ちは、通じ合ったのではないかと思っています。
彼女は卵アレルギーがあり、野菜が嫌いなので、少々困ったのですが、シチューや焼き鳥、焼きそばは美味しそうに食べてくれました。おはしを上手に使えるのにはびっくりでした。
言葉が通じないというのは、やはり辛いものですね。
通じた時の喜びは大きいですが、うまく説明できない時は哀しくなってしまいました。
今回一番面白かったのは夫でした。
夫は英語がまったくできませんので、帰ってきたら、すぐ部屋にこもってしまって、日本のお父さんは、部屋に引きこもっているという印象を持ったに違いありません(~_~)
トイレに行くにしても、洗面所にいくにしても、「今行ってだいじょぶか???」と聞いてきて、夫なりの気遣いが嬉しく面白かったのでした(笑)
昨夜、彼女から日本語で「ありがとうございました」と書いたお手紙をもらった時は、とっても嬉しくて、娘は泣いてました。
子供同士とは不思議なもので、言葉があまり通じなくっても、一緒にいる安心感があるのでしょうか・・・娘が塾に行ってる間、彼女はとっても不安そうでした。
よい経験になりましたが、自分の情けなさと、普段家族3人で、すき放題に暮らしていることを実感しました。それは幸せでありがたいことなのですが、どこかの精神が、無くなりつつあるのではないかと不安を感じたことも事実です。
もう一度会えるかどうかわからない彼女ですが、あの笑顔のまま、素敵な女性になってくださるよう祈るばかりです。
さて、今朝は金木犀の香りが部屋まで届いてました。
どんどん 秋 です 。 なんだか さっぱりしたよい気分です(^^)v
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